石川県かほく市発の「独身税」創設の動きと一連の顛末等について

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8月29日、石川県かほく市は全国の未婚者に対して事実上の宣戦布告を行った。同市役所が企画する「かほく市ママ課プロジェクト」を通じて、結婚をしている人が子供を作ると生活水準が下がるので、独身は結婚をして子供のいる世帯の家計負担をすべし等という、その論拠は宇宙の意志からの啓示なのか何なのかは不明ながらも、とにかく「独身税」なる前近代的で時代錯誤感が否めないネーミングのする制度を導入して、強制的に未婚者からお金を巻き上げて子供のいる家庭に寄こせなる、少しばかり常人ならざる風変りな感じのする意見を全国に向け発表した。たしかに、子育てにはお金がかかる。また、未来の日本経済を担い、税金を納めて各種の社会保障制度を支える尊い世代だ。

あまりにも配慮に欠けた無神経過ぎる意見

見ず知らずの赤の他人の子と言えども、自分の老後で確実にお世話になる。なので、個人的にもその考え方にはある程度の賛同はできる。しかし、生活水準が下がるから、その分の家計負担をどうにかしろ等と図々しいにも程があるだろう的な厚かましい意見には眉をひそめた。いや、本当に厚かましい。このママ課なるプロジェクトだが、かほく市内の30~40代の既婚女性7人からなるものらしい。かほく市と言えば…東洋経済の住みよさランキングでは常に上位に位置し、富裕層の多い自治体として知られている。加えて、北陸の住宅事情は大変恵まれており、かほく市民の生活環境は悪いものとは思えないのが世間一般的な見方だ。ネットを中心に、これに対する反発や反論が相次いだためか、同市役所のママ課なるホームページやSNSアカウントが閉鎖された模様だ。実際、アクセスしてみると「ページがありません」としか表示されない不可思議な状況となっている。独身を課税対象の条件として名指ししてしまったため、同市に対する全国の未婚者からの怒りは計り知れないものとなった。結婚したくてもできない人もいるだろうし、やむおえない事情から婚期を逃した人もいるだろう。結婚はしているものの何らかの事情で子供が作れない夫婦だっている。あまりにも配慮に欠けた無神経過ぎる意見だった。

怒り狂う全国の独身

事の発端は、8月30日付の北國新聞に掲載されたママ課メンバーと財務省主計官との(かほく市役所内で開かれた)懇談会の様子を伝えた記事だ。記事中では独身税の導入提案と明白に記載されており、内容の訂正も削除もされる事なく今も北國新聞のWEBサイトで掲載され続けている。一部情報によると、かほく市側は、財務省との懇談会の席上で独身税の導入提案は一切していないとの弁明をしているようだが…ならば、ページを削除せずママ課ホームページ上で堂々とそのように説明すればいいと思うし、議事録だってあるだろうから公開すればいい。しかし、そうしない様子から何かやましい点でもあるのではないのかと疑う。実際、同市役所のWEBサイトから関連するページはすべて削除され、サイト内検索をかけてもママ課に関する情報が一切出てこない始末だ。少なくとも、かほく市側か新聞社側のどちらか一方がウソをついている状況と言う事になる。某巨大掲示板をはじめ各種SNS上では、かなり熱の入った意見が目立ち、憲法違反だとか人頭税だとか、独身税が導入されたら武装蜂起なんて書き込む兵まで出ています。そりゃ~怒り狂いますわ。実際、独身を好き好んでやっている人なんて少数派だと思います。圧倒的大多数は結婚したくてもできない派です。ママ課に参画しているメンバーのほとんどが富裕層であった点からも、全国の未婚者の怒りをいっそう強めています。

事態は独身派vs結婚派の争いへ

怒り狂った一部の独身が「石川県を捨てて他県へ転出しよう!!」なんて意見を主張しています。まぁ、気持ちはわかります。しかし、そんな意見がある一方で、これとは逆の意見を主張する方も徐々に目立ちはじめています。結婚をしている人達です。冒頭でも述べた通り、どの家庭の子であれ、巡り巡って自分の老後の生活、将来の社会保障を支えてくれる世代ともなります。社会はお互い様という調和で成り立っているのも事実です。独身という理由だけで無条件に所定の税を課されるのは納得できませんが、同時に地域社会の構成員でもあるので全面的に否定するのもどうかと思います。どちらの意見にも一定の理はあります。しかし、後者の側の少しばかり歪んだ物言いには、やはり、眉をひそめたくなります。某巨大掲示板やTwitterなどを見ていると、独身は人として問題があるから独身なのだとか、未婚者全員に対する人格否定レベルの持論を展開している方が見受けられます。これって…ママ課本人達の書き込みでしょうかね?それはさておき、気になるのはWEBサイトのページをすべて削除して沈黙をし続けるかほく市側の態度です。違うなら違うと堂々言えば良いものを、それでもダンマリを決め込んでいる様子から、まるで何が別の目的でもあるのではないかと勘繰りたくなります。何か、わざと角の立つ言い方をして混乱を巻き起こしている節があるように思えてなりません。

ママ課メンバー達の本当の目的

常識的に考えて、あんな意見を主張すれば多くの人から反感を買う事態に至るであろう事は十分予見できたはずです。やはり、何らかの意図や目的があっての事だと思われます。今や、独身派vs結婚派の争いのみならず石川県vs全国といった感じの地域紛争へ発展する様相も呈しています。ママ課メンバー達の本当の目的と言いますか狙いは後者にあるのではないと推察されます。この件で一番損を強いられているのは独身派でも結婚派でもありません。石川県です。事実、某巨大掲示板や各種SNSでの投稿内容を見ると「石川県が」とか「石川県は」などと憎しみを込める意味で石川県と前置きした形のものが目立ちます。冷静に考えてみれば、たまたま石川県に在住する人が、国税としての独身税を財務省側に提案したという事になっている訳ですから、この件に関して石川県は一切無関係ははずです。なのに石川県が一手に憎まれ役として全国の未婚者からの怒りを集めています。もしかすると、石川県を日本から分断するための何がしかの政治的破壊工作活動の一環ではないかと思われます。ママなどとソフトな感じのする言葉で表面上誤魔化しつつ、虎視眈々と石川県を日本から分離して孤立させるため、アレやコレやと現在もネット上で全国の独身者に向け誹謗中傷を行っているものと思われます。加えて、石川県内の若年層を中心とする未婚者を県外へ追いやる事もできれば一石二鳥です。

ママ課メンバー達の正体

そもそも、独身税なる制度は、旧ソ連をはじめとする東側諸国で実施されていた社会主義政策、計画管理経済の一環です。とても恐ろしくて怖い制度です。ルーマニアのチャウシェスク政権下では、未婚である事や独身税の未払が原因で処刑された人がたくさんいると言われています…たぶん、これは私の勝手な想像ですけれども、まぁ、だいたいそんな感じでしょう。それを平気で口にするくらいですから、その筋の思想を持ちそんな社会の実現化を企み、24時間頭の中が人民会議状態の怖い人達なのかもしれません。野望実現のための第一歩として石川県を占領して「石川人民共和国」を建国するつもりなのでしょう。怖いです。とても怖いです。かほく市のWEBサイトで一時、今回の一件に関する説明が書かれたページも登場したようですが、わずか数日足らずで削除されています。どうも、同市役所内でも内紛が起きている様子が伺えます。きっと、そのページを作成してアップした担当者と直属の上司は粛清されたに違いありません。今頃、二人とも日本海の中かもしれません。損はしていないでしょうが、山車に使われなんだか嫌な思いにさせられた財務省の担当官は、今頃、ヤケ酒でも飲んで石川県に対して罵詈雑言を喚き散らしている事でしょう。来年度予算から石川県に対する地方交付税交付金をゼロにしてやると酒臭い息で息巻いているかもしれません。

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